(ブルームバーグ): 個人間カーシェアリングを手掛ける米ゲットアラウンドは、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が急減し、深刻な資金不足に陥る中で身売り先を積極的に探している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。情報が部外秘であることを理由に匿名を条件に語った。

  同社はソフトバンクのビジョン・ファンドなどの出資を受けており、ユーザー数は500万としていた。同社にはトヨタ自動車も出資している。  関係者の1人によると、同社が買い手や資金注入を得られなければ、連邦破産法の申請を検討する可能性がある。  同社のスポークスマンは電子メールで、「他の多くの企業と同様に、われわれは米国と欧州での新型コロナウイルスの感染拡大の影響に対応しており、この前例のない事態への対応で適切な措置を検討している。これにはわが社への投資家の支援が含まれる」とコメントした。

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