(ブルームバーグ): トランプ米大統領は新型コロナウイルス感染拡大を受けた景気対策について、議会と政権の交渉担当者の合意は「非常に近い」と述べた。ホワイトハウスのクドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、同対策で約2兆ドル(約222兆円)規模の経済押し上げ効果を狙うとしている。

  トランプ大統領は21日のホワイトハウスでの会見で、景気対策の意図は「企業をつなぎ止め、労働者への支払いを続けることで、彼らが生活維持できる」ことにあると説明。「人と人の距離を空ける必要があるため、勤務しないよう国民にお願いしている」とも語り、願いは「失う命をできるだけ少なく勝利することだ」と付け加えた。

  クドローNEC委員長は記者団に対し、関連法案自体は1.3兆−1.4兆ドルの規模だが、追加融資が加わることで、合わせた経済効果は約2兆ドルになると説明。「パッケージは国内総生産(GDP)の10%前後の規模になる。非常に大きい」と述べた。

  ムニューシン財務長官と上院民主党は景気対策について、上院共和党の提案の拡大を求めている。共和党のマコネル上院院内総務は23日の法案採決を目標としている。

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