(ブルームバーグ): 新型コロナウイルス感染拡大に伴う混乱で損失を被った幾つかのヘッジファンドは今、顧客に新たな資金の拠出を求めている。

  市場の混乱で打撃を受けたLMRパートナーズやシタデル、バウポスト・グループ、キャピタル・フォー・マネジメントはファンドの顧客に追加資金を出すよう説得を試みている。キャプラ・インベストメント・マネジメントは新規資金の調達を検討しており、何人かの投資家と協議を重ねている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  株式・債券・商品全般にわたり前例のない変調が生じており、ヘッジファンドは今月の相場急落を一生に一度の好機だと見なしている。

  エバンストン・キャピタル・マネジメントのアダム・ブリッツ最高投資責任者(CIO)は「今は流動性と資本が王様だ」と指摘。「大半が守勢を強いられる中で、投資余力のある運用会社は攻勢に出ることが可能だ」と述べた。

©2020 Bloomberg L.P.