(ブルームバーグ): バイデン前米副大統領は22日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を背景に、11月の選挙が延期される可能性を一蹴し、米国の過去の危機時と同様に投票を続けることが重要だと主張した。

  2020年大統領選の民主党候補指名で最有力視されるバイデン氏は「選挙プロセスを継続させる必要がある。国民の健康と民主主義を同時に維持できるだろう」と指摘。「米国は南北戦争のさなかも、第1次世界大戦と第2次世界大戦の真っただ中でも投票を実施した」とアトランタ地域の献金者との電話会見で述べた。

  バイデン氏は「私には選挙プロセス延期案は論外に思われる」と発言。トランプ大統領が11月の選挙の中止を試みる可能性があることを示唆し、「うわさや臆測があるのは知っているが、その必要はない」と語った。

  同氏はまた、自宅の1室を高速インターネット回線を備えたテレビ・スタジオに改装。自宅から情報発信を増やす方針も示した。米東部時間23日午前11時30分(日本時間24日午前0時30分)ごろから全米向けの初の「プレゼンテーション」を行うと表明した。さらに、副大統領候補の審査プロセスを「かなり早期、数週間中に」着手すると献金者に語った。

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