(ブルームバーグ): 中国企業にとって今年1−3月(第1四半期)は過去最悪の四半期になったと、CBBインターナショナルがチャイナ・ベージュブックで指摘した。いずれのセクターも状況の悪化を示した。

  CBBは四半期ごとに公表するリポートで、小売りセクターを中心に販売が幅広く減少し、売上高と利益が同時に落ち込む現象が見られたと説明。同リポートは2月13日から3月12日までの3300社余りのデータ、およびインタビューに基づいている。

  中国政府が2月に新型コロナウイルス感染拡大を抑制する措置を全国規模で講じたため、国内の経済活動は落ち込んだ。

  同リポートは1−3月について、「10−11%の国内総生産(GDP)縮小も不合理とは言えない」と分析。

  景気の持ち直しは国内の強靱性だけでなく、中国政府のコントロールが及ばない要因にもかかっているとし、「世界経済の弱さを背景に、中国は4−6月(第2四半期)も低調な数字を認めざるを得ない可能性がある。このため、投資家は中国経済の回復度合い、そして中国が世界経済の落ち込みをどの程度和らげられるかを相当過大評価しているかもしれない」と言及した。

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