(ブルームバーグ): 米銀シティグループは、年収が一定の基準以下の行員に特別ボーナスを支給する。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う経済的な打撃を緩和する狙いがある。

  マイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)は行員宛ての内部文書で、年間基本給が6万ドル(約660万円)以下の米国の行員に1000ドル(約11万円)を支払うと伝えた。国外の拠点に在勤する行員にも「現地市場の報酬水準」に基づく支払いが行われる。

  コルバット氏は「今はわれわれの家族、コミュニティー、そして会社にとって厳しい時期だが、われわれの難局を乗り切る能力は過去に証明済みであり、今回も切り抜けることができるだろう」と訴えた。特別支給の大部分は4月中に行う予定という。

  新型コロナの感染拡大にもかかわらず出社を求められる行員や、収入が比較的低い行員らに特別ボーナスを支給する動きは、キャピタル・ワン・ファイナンシャルやJPモルガン・チェース などの銀行に既に広がっており、シティもこれに加わる。

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