(ブルームバーグ): 米国は急激なリセッション(景気後退)に陥りつつあるとエコノミストらが指摘しており、4ー6月(第2四半期)の国内総生産(GDP)は四半期ごとの記録が開始された1947年以降で最大のマイナス成長になると予想する向きもある。

  新型コロナウイルスの感染封じ込めのため企業は業務停止を余儀なくされ、その結果数百万人の雇用が失われる可能性がある。大半のエコノミストはGDPが4−6月に大きく減少した後、下期は感染収束に伴い成長が回復すると予想している。一方、失業率については、2月の3.5%から今後数か月はその2倍か3倍になると予想するエコノミストが多い。

  新型コロナ感染状況の推移に伴い市場予想は急速に変化しているが、最新の見通しを以下に示した(GDP成長率予想は季節調整済みの前期比年率)。

TDセキュリティーズ(3月23日)

GDP:−3%(Q1)、−25%(Q2)失業率:7.4%(Q2)

モルガン・スタンレー (3月22日)

GDP:−2.4%(Q1)、 −30.1% (Q2)失業率:12.8%(Q2)

バンク・オブ・アメリカ (3月20日)

GDP:+ 0.5%(Q1)、−12%(Q2)失業率:6%(Q2)

ブルームバーグ・エコノミクス(3月20日)

GDP:+ 0.5%(Q1)、−9%(Q2)失業率:6.5%(Q2)

シティグループ (3月20日)

GDP:−0.5%(Q1)、−12%(Q2)失業率:6.4%(Q2)

クレディ・スイス(3月20日)

GDP:−1.5%(Q1)、−12%(Q2)失業率:8%(Q2)

ゴールドマン・サックス・グループ (3月20日)

GDP:−6%(Q1)、−24%(Q2)失業率:6.6%(Q2)

UBS(3月20日)

GDP:−2.1%(Q1)、−9.5%(Q2)失業率:5.8%(Q2)

ナットウェスト・マーケッツ(3月19日)

GDP:−0.3%(Q1)、−8.5%(Q2)失業率:5.6%(Q2)

JPモルガン(3月18日)

GDP:−4%(Q1)、−14%(Q2)失業率:6.25%(Q2)

ドイツ銀行(3月18日)

GDP:+ 0.6%(Q1)、−12.9%(Q2)Q2失業率の予想は現時点でなし

オックスフォード・エコノミクス(3月17日)

GDP:−0.5%(Q1)、-11.9%(Q2)失業率:10%(Q2)

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