(ブルームバーグ): アクティビスト(物言う投資家)のビル・アックマン氏は米経済「回復への賭け」として、25億ドル(約2800億円)を株式に投資した。ポートフォリオに保有する企業で複数の銘柄を買い増すほか、スターバックスなどに再び投資した。

  アックマン氏のヘッジファンド会社パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントは、新型コロナウイルス感染拡大の影響からポートフォリオを守ろうとクレジット市場での空売りでヘッジしていたが、こうしたヘッジを全て外したと同氏が明らかにした。

  これによって得られた資金で過去10−12日の間に、ロウズやヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス、バークシャー・ハサウェイなどに再投資したという。

  アックマン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「これまでで最も強気の行動だろう。ロングばかりでショートはない。米国に賭けている」と語った。

  連邦政府による30日間の強制的な封鎖措置を呼び掛けていた同氏は23日もこれを繰り返したほか、全米でウイルス検査実施を増やすよう促した。その上で、「トランプ政権が正しい方向に向かっているとの確信を私は過去1週間に深めた」と述べた。

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