(ブルームバーグ): 鉄鉱石生産で世界最大手のブラジル企業ヴァーレは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が業務に及ぼし得る影響に備えて、信用枠を利用し現金積み増しを図る。

  ブラジルの証券監督当局に提出した文書によると、ヴァーレは銀行に対し、信用枠から2本のトランシェを通じて50億ドル(約5500億円)を供給するよう要請した。内訳は返済期限2022年6月の20億ドル、24年12月が期限の30億ドルとなっている。

  同社はパンデミックが業務に及ぼすリスクを鑑み、信用枠の利用を決定したと説明し、「今後数カ月間」は手持ちの現金を積みますことが「賢明」だと加えた。

  

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