(ブルームバーグ): 債券相場は上昇。新型コロナウイルス感染問題を巡る主要国の経済対策期待を背景に、リスク回避による株式相場の下落基調にいったん歯止めが掛かっており、現金化に伴う債券売り圧力が弱まったとの指摘が聞かれた。

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

リスク資産市場が安定化すると年金のリバランスなどによる国債売りの緊急性がなくなり、現金化の動きは沈静化しつつある強制的な売却がなくなれば、これまでリスク回避していた投資家がキャッシュを使わざるを得なくなり、来期に向けて債券買いを入れる必要が出てくるこの状況では株が上がった方が債券にとってプラス

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

日本株が上昇すると、現金化の動きは和らぐ10年債がプラス利回りになると買われやすく、日本銀行による臨時オペなどで需給も改善しているただ、混乱が完全に収まったとは言えず、実体経済からみたフェアバリューが見極められない状況のため、本格的な債券買いにもなりにくい

背景

東京株式相場は大幅続伸。日経平均株価は8%上昇し、1万9000円台を回復して終了ホワイトハウスと上院両党、コロナ対策の景気刺激策で合意−関係者

新発国債利回り(午後3時時点)

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