(ブルームバーグ): タイ銀行(中央銀行)は25日、政策金利を過去最低の0.75%に据え置くと発表した。先週には緊急利下げを決めていた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年の国内経済はマイナス成長に陥るとの見通しを示した。

  同中銀は20日に予定外の政策決定会合を開き、0.25ポイントの利下げを決定。25日の金利据え置きは、ブルームバーグの事前調査では17人中8人の予想通り。残りの9人は0.25ポイントの利下げを見込んでいた。金融政策委員会メンバー7人のうち、4人が今回の据え置きを支持。2人が利下げを主張し、1人は出席できなかった。

  タイ中銀は今年の国内総生産(GDP)が前年比5.3%減になると予想。これまでは2.8%増を想定していた。新型コロナ感染が世界中に広がる中で、タイ経済のけん引役である輸出と観光業はいずれも大きく低迷している。

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