(ブルームバーグ): 米半導体メモリー最大手マイクロン・テクノロジーは3−5月(第3四半期)の売上高について、予想以上に力強い見通しを示した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴うスマートフォンメーカー向けの需要低迷を、データセンター運営業者からの受注が補いつつあることが示唆された。

  25日の発表資料によると、3ー5月期の売上高は46億ー52億ドル(約5100億ー5800億円)の見通し。ブルームバーグ集計のアナリスト予想は48億8000万ドルだった。同社は調整後1株利益を55セントの上下15セントと見込む。市場予想平均は52セントだった。

  マイクロンはスライドの資料で、テレワークの拡大やゲームの利用増、電子商取引の活発化を背景に取引先のデータセンターからの需要が増えていることに言及。スマホや家電、自動車向けの市場は従来の予想を下回っているが、在宅勤務やインターネットでの学習に利用されるノート型パソコンの需要拡大が見られていると指摘した。

  発表を受け、マイクロンの株価は時間外取引で一時約5%上昇。25日の通常取引終値は42.50ドルで、年初来では21%下げている。

  2019年12月−20年2月(第2四半期)の純利益は4億500万ドル(1株当たり36セント)で、前年同期の16億2000万ドル(同1.42ドル)から減少。売上高も48億ドルと、18%落ち込んだ。

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