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●新型ウイルス懸念じわり−株反落、外為市場はリスク回避の円買い

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  米景気対策法案などを手がかりにした見直しムードが弱まった。26日の東京株式市場で、前日まで続伸していた株価指数は上げが一服。日経平均株価は反落し、下落率は一時5%を超えた。国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する警戒も出た。外国為替市場ではリスク回避の円買いが優勢になった。

  東京都では新たに41人の新型コロナウイルス感染が前日に確認された。1日ベースの発表数としては最多になり、小池百合子知事は今週末は不要不急の外出を控えるよう都民に要請した。野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは「東京で感染者数の増加が加速し続けるならサービスや飲食など消費への影響が大きくなる」と指摘した。

●債券大幅高、40年債入札結果や株安で買い−利回り曲線はスティープ化

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  債券相場は大幅高。朝方は売りが先行したが、日本株が大幅下落したことを受けて買いが優勢となり、懸念されていた40年債入札の結果が強かったことも買い安心感につながった。中長期ゾーンは堅調となった一方、超長期債が売られたことから利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

40年債入札結果は予想対比かなり強かった応札倍率は低下したが、30年債と40年債の利回り格差が縮小しているので、デュレーションが必要ない投資家は30年債を流通市場で買っている可能性日銀の流動性供給でレポ市場が落ち着いていることも債券相場の支援材料

40年債入札

最高落札利回りは0.45%と、ブルームバーグがまとめた市場の予想中央値を下回る強い結果投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.66倍と、前回の2.86倍から小幅低下

●ドル・円は下落、新型コロナ懸念の株安と国内勢の円買いで−円全面高

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした株安でリスク回避的なドル売り・円買いが優勢、さらに年度末とあって国内勢からの円需要が観測された。円は主要通貨に対して全面高。

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

株式も債券も原油も金も全て売ってドルを確保するという究極のリスクオフからの調整によるドルの重さと、日本や中国の株安からのリスク回避ムードがドル・円の下げにつながっている新型コロナウイルスの感染拡大を背景としたリスクオフはなかなか払拭できない。世界で感染者が増加しており、景気悪化を懸念した二番底があってもおかしくないドルも円も安全通貨とされているので、大きく一方向に動き続けるとは考えにくく、当面は109円−112円程度での推移か

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