(ブルームバーグ): 中国の華為技術(ファーウェイ)は主力スマートフォンの国内需要を試そうとしている。消費者事業担当の最高経営責任者(CEO)を務める余承東(リチャード・ユー)氏は、市場とサプライチェーンは用意ができていると自信を示す。

  余氏は同社の旗艦スマホ「P40」シリーズのモデル発表を控えた26日のインタビューで、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため中国政府が今年初めに打ち出した厳しい移動制限は状況が収束に向かう中で緩和され始めており、中国でのビジネスは再び開かれていると述べた。

  感染拡大は「コントロールされており、大半の店舗が営業している」と指摘、「中国のサプライチェーンと製造業は回復した」と語った。

  ファーウェイの通信機器を巡っては安全保障面で世界的に厳しい目が向けられており、米政府のブラックリスト掲載を受け、同社はアルファベット傘下グーグルの基本ソフト「アンドロイド」の利用が制限されている。

  余氏は米国との関係を再び構築できるとの自信を見せながら、「グーグルとの関係を続けていきたい」と述べ、同社と話し合いをしていると説明。「問題が解決できると望んでいるが、われわれは政府ではなく、決定することはできない」と話した。

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