(ブルームバーグ): 欧州の航空機メーカー、エアバスは29日、1−3月(第1四半期)に手元資金80億ユーロ(約9250億円)を使ったことを明らかにした。ギヨム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は「航空宇宙業界がこれまでに知る最も深刻な危機」だと警告した。

  発表資料によれば、同社はコロナウイルス危機に対応。そうした中で汚職容疑絡みの支払い約36億ユーロが手持ち資金を大きく減らした。

  フォーリCEOは24日送付の社内文書で、エアバスから「現金が流出」しており、航空宇宙業界の急減な縮小に対応するためコスト削減を急ぐ必要があると従業員に伝えていた。

エアバスから「現金が流出」、今すぐ行動必要−CEOが社員に伝える

  1−3月の調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は49%減の2億8100万ユーロ。純損益は赤字となった。

©2020 Bloomberg L.P.