(ブルームバーグ): ジョンソン英首相は30日、英国で新型コロナウイルスの感染拡大はピークを越えたと宣言し、経済に打撃を与えているロックダウンの解除について「包括的な計画」を発表すると表明した。

  新型コロナ感染症(COVID19)を発症していたジョンソン首相は公務復帰後初めての記者会見で、企業活動再開に関する詳細を来週発表すると約束し、制限を解除する際にはマスク着用が奨励されることを示唆した。

  スペインでは新型コロナウイルス感染症(COVID19)による死者数の増加が6週間で最少となった。ロシアではミシュスチン首相が新型コロナの検査で陽性反応が出たため一時公務から退くと明らかにした。これを受けてプーチン大統領はベロウソフ第一副首相を首相代行に指名した。

  ドイツは公園や動物園、美術館や教会の再開を認めるが、移動制限は維持し、これ以外の市民生活への制限措置も大半は継続する方針だと、メルケル首相が国内16州の州首相との会合後に述べた。ロックダウンを大きく緩和するかについては、5月6日の会合で判断するという。

  ユーロ圏域内総生産(GDP)は前期比3.8%減と過去最悪の落ち込みを記録した。欧州中央銀行(ECB)は危機対策を強化。ラガルド総裁は今年のユーロ圏経済が最大で12%縮小する可能性があると警告した。

  米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データによると、世界の新型コロナ感染者は322万人となり、死者は22万8000人を超えた。

  トランプ米大統領は中国政府が新型コロナウイルス感染への対応を故意に誤り自身の再選を阻もうとしたと主張したが、中国側は否定した。

  米食品医薬品局(FDA)のハーン長官は、は新型コロナウイルス感染症(COVID19)治療薬の候補とされる米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬レムデシビルについて、「電光石火の速さ」でデータを検証していると語った。ギリアドは緊急使用許可(EUA)が認められ次第、レムデシビル5万回分余り出荷できる用意が整っているとしている。

  トランプ米政権は新型コロナウイルスワクチンの迅速な開発に向け、第2次世界大戦時の原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」のように官民を総動員する「オペレーション・ワープ・スピード(超高速作戦)」を計画している。

  同プロジェクトは年内に米国民の大半に十分なワクチンを提供することを目指す。事情に詳しい関係者2人によると、民間の製薬会社と政府省庁、軍が共同で取り組むことによって、ワクチン開発に要する時間を最大8カ月短縮しようとしている。政府当局者によれば、来年1月までに3億人分のワクチン提供を可能にする計画。

Trump’s ‘Operation Warp Speed’ Aims to Rush Coronavirus Vaccine(抜粋)

Spain Cases Slow; China Rejects Trump’s Claims: Virus Update (抜粋)

Russian Prime Minister Mishustin Tests Positive for Coronavirus(抜粋)

Germany to Open Playgrounds, Churches in Cautious Easing (2)(抜粋)

NYC Subways to Close Overnight; U.K. Passes Peak: Virus Update(抜粋)

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