(ブルームバーグ): 米クアルコムの4−6月(第3四半期)売り上げ見通しは堅調な数字となり、同社の最高経営責任者(CEO)は最大のスマートフォン市場である中国で需要が通常の水準近くに回復していると指摘した。

  29日の発表資料によると、4−6月期売上高は44億−52億ドル(約4700億−5500億円)を見込む。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は47億7000万ドルだった。一部項目を除く利益は1株当たり60−80セントとの見通しを示した。

  スティーブ・モレンコフCEOはインタビューで、「中国が何らかのモデルであれば、6月には回復を目にするだろう」と指摘。中国ではスマホ需要が「通常の水準に極めて近いが、5Gの構成はわれわれの想定より好ましいものになっている」と語った。

  クアルコムの株価は時間外取引で一時約3%高となった。

  1−3月(第2四半期)の売上高は4.7%増の52億ドルと、同社が示していた見通しレンジの中間に収まり、市場予想平均を上回った。純利益は4億6800万ドル(1株当たり41セント)と、前年同期の6億6300万ドル(同55セント)から減少。一部項目を除いた1株利益は88セント。アナリスト予想平均は78セントだった。

©2020 Bloomberg L.P.