(ブルームバーグ): 英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルは30日、第2次世界大戦以降で初の減配を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた原油相場下落で、1−3月(第1四半期)は前年同期比で46%の減益となった。

  発表資料によると、同社の取締役会は1−3月期の配当を1株当たり0.16ドルと、前期の0.47ドルから引き下げることを決めた。チャド・ホリデー会長は資料で、「経済的に不確実な時期が長期化するリスクや商品安、ボラティリティーの高まり、不透明な需要見通しを考慮すれば、現在の配当水準を維持するのは賢明ではないと取締役会は考えている」と説明した。

  1−3月期の調整後純利益は28億6000万ドル(約3050億円)。アナリスト予想平均の22億9000万ドルを上回ったが、感染拡大が加速し始めた3月以降、予想は大きく引き下げられていた。

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