(ブルームバーグ): 米国の住宅ローンは再び過去最低水準に低下した。

  フレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)が30日発表したところによると、30年物固定金利は3.23%と、前週の3.33%から低下し、データが残る50年余りにおいて最低だった。これ以前は3月上旬につけた3.29%が最低だった。

  新型コロナウイルス感染拡大は住宅ローン市場に混乱をもたらしている。ここ何週間か住宅ローン金利は若干上昇していたが、その要因の一部は銀行が金利設定で保守的に動いたためだ。低金利を利用したいと考えた顧客が多く、銀行は対応に手が回らなくなっていた。今は景気の低迷で新規ローン需要は抑制されている。

  住宅ローン情報サイト、HSH・ドット・コムのキース・ガンビンジャー副社長は「これは住宅ローン市場の機能が改善している兆しだ」と述べ、「借り換えの未処理分が解消されつつある。従って銀行は顧客に低金利を提供しやすくなっている」と指摘した。

米国のフレディマック住宅ローン金利:4月30日(統計表)

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