(ブルームバーグ): 衣料小売りチェーンを展開する米Jクルー・グループが連邦破産法の適用申請も視野に準備を進めている。事情に詳しい関係者が明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大で売り上げの立て直しや債務削減に向けた計画に狂いが生じた。

  非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、正式決定には至っていないが、同社は銀行側と再建計画を策定しつつ事業を継続する際に必要な融資を巡り初期段階の協議を行っている。

  計画には一部債務の株式化で負債を減らすことなども含まれる可能性があると関係者は語った。

  連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを申請すれば、事業を続けながら負債を削減しコストを最小限に抑えるため不振店舗を閉めることが可能になる。関係者によれば、状況はなお流動的で、市場環境次第で計画が変わる可能性もある。

  Jクルーの担当者はコメントを控えた。破産法適用申請の可能性についてはCNBCが先に報じていた。

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