(ブルームバーグ): 英国は将来の欧州連合(EU)との関係を巡る交渉のレッドライン(譲れない一線)を重要視しており、こうした英国の立場をEUは理解すべきだと、事情に詳しい関係者1人が語った。

  非公開協議であることを理由に同関係者が匿名で語ったところでは、EUは交渉で英国を独立した主権国家として扱っておらず、このため両者の主張はかみ合っていない。EUが英漁業海域での操業継続や欧州司法裁判所の関与を巡り、譲らない姿勢を示しているため、合意がまとまらない恐れもあるという。

  同関係者は英国のレッドラインがEUに理解されるまで時間を要する可能性があると述べ、すんなりと合意に至らない公算が大きいと指摘した。

  

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