(ブルームバーグ): 米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は、新型コロナウイルスの流行は中国に責任があると述べた。感染拡大は中国の湖北省で始まり、米国でもこれまでに6万3000人余りが死亡した。

  クドロー氏は1日、CNBCで「中国は答えるべきことがたくさんあり、責任を負うことになるだろう」と語った。主要7カ国(G7)の他国もウイルスに関し、中国政府の透明性を懸念していると指摘。「どのように、何を、いつ、何を理由に」対応するかはトランプ大統領次第だと述べた。

  トランプ大統領は1月から2月にかけて、中国政府のウイルス対策を繰り返し称賛していたが、米国内での政権の対応に対して厳しい声が増えるに従い、中国への批判を強めるようになった。今週はロイター通信とのインタビューで、中国は大統領再選の芽をつぶそうとしているとトランプ氏は発言。クドロー氏は4月30日、新型コロナ流行の報復として、米国が中国に対する債務を帳消しにすることは検討していないと述べていた。

  一方、パリの中国大使館は30日、米国の新型コロナ対応をやゆする動画をツイッターに投稿した。

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