(ブルームバーグ): 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は1日、肥料工場の完工式に出席したと国営の朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。金委員長は約3週間にわたって公の場に姿を見せず、健康不安説が浮上していた。

  2日のKCNAの報道によると、金委員長は首都平壌の北東部にある平安南道順川のリン酸肥料工場の完工を祝った。黒い人民服姿の金委員長が工場の外でテープカットを行った写真も公開された。核不拡散の専門家によると、この工場は核爆弾の核分裂性物質の生産につながる用途に使用される可能性がある。トランプ米大統領と韓国大統領府はコメントを控えた。

  金委員長(36)には複数の側近が同行しており、そのうちの1人は細くて白いスティックを持っているように見える。金在龍首相や朴奉珠前首相のほか、金委員長の後継候補として最近取り沙汰されている妹の与正氏の姿もあった。与正氏が金委員長の横に座っている写真もある。

(2段落目以降に国営通信報道の内容を追加して更新します)

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