(ブルームバーグ): 香港経済は1−3月(第1四半期)に過去最大のマイナス成長を記録した。政情不安ですでに打撃を受けていた香港経済に新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけ、約10年ぶりのリセッション(景気後退)が長引いている。

  香港政府が4日発表した1−3月の域内総生産(GDP)速報値は、前年同期比8.9%減となった。香港統計局によると、1974年以降でこれまでの最低は98年第3四半期の8.3%減、第1四半期としては09年の7.8%減だったが、記録を塗り替えた。

  香港のマイナス成長は1−3月で3四半期連続となり、世界的な金融危機の余波を受けた09年以来の長さに達した。

  エコノミスト予想では1−3月は前年同期比6.5%減と見込まれていた。

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