(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)の調査によれば、専門家は2022年までのインフレ率見通しをすべて下方修正した。

  ECBが4日公表した専門家調査では、今年のインフレ率予測は1.2%から0.4%に、来年は1.4%から1.2%に、22年は1.5%から1.4%にそれぞれ引き下げられた。コアインフレ率は今年が0.8%、来年が1.1%、22年が1.3%、長期が1.6%と予想されている。

  調査リポートは「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)とその封じ込め措置がインフレと経済成長、失業率の予測に著しい影響を及ぼすと見込まれる」と指摘した。

  今年の失業率見通しは大幅に引き上げられ、その後も緩やかにしか回復しないと予想。域内総生産(GDP)は今年5.5%縮小した後、来年は4.3%増、22年は1.7%増を見込む。

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