(ブルームバーグ): 4日の欧州株は下落。ほぼ2週間ぶりの大幅安だった。米中の緊張激化や低調な製造業統計、さらに主要国でのロックダウン(都市封鎖)解除によるリスク懸念が材料となった。

  ストックス欧州600指数は2.7%安と、4月21日以来の大幅下落。石油・ガスや銀行、自動車銘柄が特に売られた。欧州市場の大半はこの日、1日のメーデーによる祝日に伴う休場明けだった。

  ポンペオ米国務長官は3日、米報道番組で新型コロナウイルスの発生源について、中国湖北省武漢市の研究所であることを示す「膨大な証拠」があると指摘したが、主張を裏付ける証拠は示さなかった。

  IHSマークイットが発表した4月のユーロ圏製造業購買担当者指数(PMI)は過去最低を記録した。IHSは企業の活動停止からの回復は「ストレスがたまるほど緩やかになる」と予測する。

  欧州債はイタリア10年債が小幅高。終盤に下げを埋めた。フランス債を中心にこの日のユーロ圏国債の大半は、7日の国債入札を控えてベアスティープ化した。

  イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して231bp。一時は242bpに拡大した。

  ドイツ債はベアスティープ化した。中核国債は準中核国債を上回るパフォーマンスとなり、英国債はブルフラット化した。

  ドイツ10年債利回りは3bp上げてマイナス0.56%。フランス10年債利回りは5bp上げてマイナス0.06%。イタリア10年債利回りは2bp下げて1.75%。

Italy 10Y Bonds Rise, Most Peers Bear-Steepen: End-of-Day Curves(抜粋)

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