(ブルームバーグ): 米レンタカー大手のハーツ・グローバル・ホールディングスは債権団から、債務再編をまとめるための時間的猶予と、これまでに支払いが滞っている債務の返済猶予を得た。

  ハーツが規制当局に届け出た文書によれば、債権団が権利行使を一時放棄するのは5月22日までで、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による経済的打撃を考慮した財務の戦略と構造」をそれまでに確立することが狙い。ハーツの株価は取引開始前の時間外で一時36%安まで急落していたが、このニュースを受けて下げ幅を縮小した。

  事情に詳しい関係者によれば、ハーツは破産を回避しながら債務負担を軽減するべく、債権団の一部と交渉する一方で、必要な場合に備えて連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを申請する準備を進めていた。関係者は部外秘の情報だとして、匿名を条件に話した。

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