(ブルームバーグ): 植物由来の代替肉を手掛ける米ビヨンド・ミートが5日発表した1−3月(第1四半期)決算では、売上高がウォール街の予想を上回った。新型コロナウイルス感染拡大を受け米国内で飲食店の休業が広がる中でも、需要が引き続き堅調なことを示唆した。

  1−3月期の売上高は9700万ドル(約103億円)と、アナリスト予想平均の8820万ドルを上回った。ただ、前年同期比増収率は141%で、2年ぶりの低い伸びだった。

  新型コロナ感染防止のためのロックダウン(都市封鎖)の影響で、ビヨンド・ミートの事業は飲食店向けから小売りに劇的にシフトした。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)以前は、飲食店向けと小売りの割合がほぼ半々だったが、現在は食料品店向けに大きく重点が移った。

  イーサン・ブラウン最高経営責任者(CEO)は決算発表前のインタビューで、スーパー向け販売が増加しているものの飲食店休業による影響を十分に穴埋めできていないと説明。サプライチェーン(供給網)の混乱は見られないとも述べ、自社工場では新型コロナ検査陽性の報告は受けていないと付け加えた。

  同社株は5日の時間外取引で一時8.6%上昇した。

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