(ブルームバーグ): ブラジル中央銀行は6日、政策金利を0.75ポイント引き下げて過去最低の3.00%とした。新型コロナウイルスの感染拡大でインフレ圧力が抑制され、同国経済が大打撃を受ける中で大幅利下げを実施した。

  利下げは7会合連続。ブルームバーグの調査では、エコノミスト37人中8人が今回の利下げ幅を予想。28人が0.5ポイント引き下げ、1人が据え置きを見込んでいた。

  中銀政策委員会は声明で、足元の金融緩和局面を締めくくる前に「今回ほど大幅ではないが最後の金融調節」を想定していると説明した。

  新型コロナによる信頼感の急低下で需要は縮小し、工場稼働停止によって供給も打撃を受けている。アナリストらはブラジル経済が4月にデフレに陥ったとし、年末の消費者物価上昇率は目標レンジ下限を少なくとも0.5ポイント下回るとみている。

(3段落目以降に政策委声明などを追加して更新します)

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