(ブルームバーグ): 韓国のLG化学がインド東岸の港湾都市ビシャカパトナムに所有するポリマー工場でガス漏れが発生し、11人が死亡、数千人の市民が避難した。

  当局者によると、ガス漏れが発生したのは現地時間7日午前3時30分(日本時間同7時)。直後に地元住民が目の痛みや呼吸困難を訴えたという。これまで約400人が病院に搬送され、3人には人工呼吸器が装着された。

  LG化学の広報担当者は「ガス漏れは収まっているが漏れ出たガスが吐き気や目まいを引き起こす可能性があるため、適切な治療が速やかに施されるよう最善を尽くしている」と述べ、死因やガス漏れの被害状況について調査を開始したと説明した。

  化学工場は新型コロナウイルスのロックダウンのためガス漏れ発生時には操業を停止しており、ガス漏れと死亡原因の関連性についてさらに調査する必要があると、同広報担当者は述べた。

©2020 Bloomberg L.P.