(ブルームバーグ): 米失業保険の新規申請件数は7週連続で300万件を超え、新型コロナウイルスの影響で3月中旬に飲食店や工場、オフィスの閉鎖が始まって以来、経済に回復の兆しがほとんど見られないことを示唆した。

  失業保険の継続受給者数は4月25日までの1週間に増加し、過去最多の2260万人となった。これにより、労働人口に占める失業保険受給者の割合は15.5%に上昇した。

  カリフォルニア、テキサス、ジョージアの3州では季節調整前の申請件数が過去最多を記録した。一方、その他の州はほとんどが前週から減少した。

  ブルームバーグ・エコノミクスのアンドルー・ハズビー氏は、「申請件数の5週連続減少は、当初の経済的ショックが収まり始めていることを示唆している。ただ、期待されたよりもペースは遅い。継続受給者が減少に転じれば、景気の底入れをより明確に示し、一時的に失業した労働者の再雇用を示唆するだろう」と述べた。

  8日発表の4月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が2130万人減、失業率はデータが残る1940年代以降で最悪の16%が予想されている。

  統計の詳細は表をご覧ください。

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