(ブルームバーグ): 米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は7日、米経済が今年は縮小し、回復が始まるのは来年以降との見通しを示した。

  デーリー総裁はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「2020年は全体でマイナスの年になろう。その後21年になってプラスの1年が見え始めるだろう」とコメント。新型コロナウイルス感染拡大を巡る不確実性が高まっているため、「現時点で予測可能なのはこの程度だろう」と語った。

  同総裁はサンフランシスコ連銀の管轄地区で多数の企業が営業再開を見込んで進めている準備を踏まえ、幾分か楽観的な見方も示した。「私が話した人々の中にV字型の回復を見込む人はない。彼らは実際、漸進的な回復になり、労働者と消費者の両方が信頼感を取り戻すには時間がかかると考えている。だが、彼らは考えられるよりも楽観的で、再開や再従事への準備を整えている」と指摘した。

  同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。

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