(ブルームバーグ): 米自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は新型コロナウイルスが流行する中で流動性を強化する措置として40億ドル(約4300億円)規模の起債を実施した。

  投資適格級の格付け維持を目指すGMは、3本立ての起債でジャンク級(投機的水準)並みの利回りを提示した。年限が最長の7年債利回りは米国債を6.35ポイント上回る水準。匿名で語った関係者によると、当初は約7ポイントの上乗せが検討されていた。

  自動車業界は生産停止に見舞われ、GMは辛うじて投資適格級を維持している状況だ。フィッチ・レーティングスは7日、GMの格付けを「BBB−」と1段階格下げし、格付け見通しを「安定的」とした。信用力評価は生産停止で低調にとどまる見通しだが、いったん流行が最悪期を過ぎれば、ジャンク級格付けは回避できるはずだと指摘した。ムーディーズ・インベスターズ・サービスの格付けでも投機的水準を1段階上回る水準にとどまっている。

  関係者によると、今回の起債はバンク・オブ・アメリカ(BofA)、バークレイズ、シティグループ、ドイツ銀行、ゴールドマン・サックス・グループ、 JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーが手掛けた。

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