(ブルームバーグ): ペンス米副大統領は自身の報道官1人の新型コロナウイルス陽性が8日に判明したことから、ホワイトハウスから自らを隔離している。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。

  ペンス副大統領は、9日のトランプ大統領および米軍幹部との会合には参加しなかった。ただ、ペンス氏のスポークスマン、デビン・オマリー氏は10日の声明で、「ペンス副大統領はホワイトハウスの医療チームの助言に引き続き従うが、検疫中ではない。副大統領は毎日の検査で陰性となっており、11日にはホワイトハウスに行く計画だ」とコメントした。

  副大統領の自主隔離が未公表であることを理由に関係者が匿名で明らかにしたところでは、ペンス氏は10日の検査でも陰性との結果が出たが、慎重を期してワシントンの自宅にとどまっている。

  副大統領の報道官ケーティー・ミラー氏は8日に検査で陽性結果が出た。ミラー氏の夫はトランプ大統領の最側近の1人であるスティーブン・ミラー上級顧問。

  アイオワ州のレイノルズ知事は6日にホワイトハウスを訪れ、ミラー報道官の近くで一定時間過ごしたことから、自主隔離を検討している。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  また、ペンス副大統領は8日、ミラー報道官の陽性が判明した後にアイオワ州を訪れ、レイノルズ知事と会談で同席するなどしたが、社会的距離は保っていたという。ただ、レイノルズ、ペンス両氏はいずれも州の宗教指導者や食品業界幹部との会合でマスクを着用しなかった。

(スポークスマンのコメントなどを追加して更新します)

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