(ブルームバーグ): 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で自動車販売が打撃を受ける状況下で、世界の自動車メーカーとサプライヤーは少なくとも1000億ドル(約10兆7000億円)の銀行融資を確保する方向にある。

  こうした動きの最新事例はマツダで、同社は日本国内3メガ銀行などに対し、計3000億円規模の融資を要請したことが明らかになったと日本経済新聞が10日報じた。マツダの広報担当者は、情報源は同社ではなくコメントできないと話した。

  IHSマークイットの予測によれば、新型コロナの流行で世界の自動車販売は今年22%減少するペースにある。こうした中、世界のほとんどの主要自動車メーカーが3月前半以来、既存の融資枠からの引き出しや新規融資の形で銀行融資を利用している。こうした動きは世界的な資金調達ラッシュの一部で、売上高の急減や施設閉鎖などに直面した多くの産業で各社がバランスシートの強化を急いでいる。

  以下は自動車業界の主な資金調達の概要。

注:*印は準備中を示す

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