(ブルームバーグ): 米ニューヨーク市のロックダウン(都市封鎖)は6月に入っても続く公算が大きい。デブラシオ市長が11日、記者会見で明らかにした。

  ニューヨーク州では新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、3月からロックダウンが実施されている。クオモ州知事はこれまで、州内の一部地域については5月15日から活動再開が可能としているが、ニューヨーク市など感染拡大が深刻な地域は含まれない可能性が高い。

  集中治療室を含め入院患者数は市全体で減少し、進展は見られるものの、州と市のデータから判断すれば経済活動を再開させる「段階にまだないことは明らかだ」と、デブラシオ市長は指摘。「現時点では、(ロックダウンが)6月に入っても続く可能性が高い」と述べた。

  その上で、「真の意味で進展が見られれば、6月に方針に変更を加える可能性はある」とし、「科学とデータに基づく判断を続ける必要がある」と述べた。

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