(ブルームバーグ): 米レンタカー大手、ハーツ・グローバル・ホールディングスの経営陣は、債務返済と企業として存続する能力に疑問を呈した。破綻回避のため貸し手と交渉を重ねてきたが、既に低迷していた同社株価は11日の時間外取引でさらに下落した。

  ハーツは米証券取引委員会(SEC)にこの日提出した四半期報告書で、「経営陣は今後1年以内の継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)に関して重要な疑義があるとの結論に達した」と説明。旅行依存型ビジネスの急速な回復を見込むのが困難な中、貸し手への返済に充てる手元資金が不足する可能性があると指摘した。

  同日発表の1−3月(第1四半期)の決算では1株当たり損失が1.78ドルで、赤字幅はアナリスト予想平均の1.11ドルを上回った。11日の米株式市場でハーツ株は2.4%安で通常取引を終了。その後の時間外取引では一時5.9%下落した。年初来では約80%下げている。

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