(ブルームバーグ): 日清食品ホールディングスの香港上場部門、日清食品有限公司(香港日清)は、新製品の展開を加速しており、カット野菜の販売を計画している。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、アジアの消費者が自宅で食事することが増えている状況が背景にある。

  香港日清は需要拡大を受け、クラブカレー味のラーメンとXO醤風味のポテトスティックを発売した。ソーシャルディスタンス(社会的距離の確保)措置によって生まれた新たな習慣は新型コロナ感染拡大の収束後も続く見通しだと、香港日清の安藤清隆最高経営責任者(CEO)は述べた。

  安藤氏は2日のインタビューで、コロナ感染拡大を受けて人々が自宅で過ごす必要があるため、消費者需要は劇的に増加したと指摘。人々が自宅で加工食品を食べることが増え、外食が減るのに伴い、ライフスタイルは変化するだろうと語った。

  1−5月の売り上げは2桁増となり、年内いっぱいこの傾向は続く見通しだが、競争が激化するとも予想していると安藤氏は述べた。

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