(ブルームバーグ): アジア諸国が新型コロナウイルスの感染拡大抑制で講じた制限措置を徐々に解除する中、シンガポールと中国はビジネスと公務目的の渡航者に対する検疫措置の緩和で合意した。

  中南米では深刻な感染拡大が続く。ブラジルでは3日、新型コロナ感染症(COVID19)による1日当たりの死者が1349人と過去最多を更新、累計では3万2548人に達した。感染者は2万8633人増えて58万4016人となった。

  メキシコ保健省は3日夜、国内の新型コロナウイルス感染症による死者が1092人増加し、計1万1729人に達したと発表した。1日当たりでは過去最多を記録した。

メキシコの新たな死者1000人突破、感染者増も過去最多−新型コロナ

  スウェーデンでは政府の新型コロナ対策への信頼感が急落していることが世論調査で分かった。同国は厳しいロックダウン(都市封鎖)を避けた緩いアプローチを採用したが、国内の死者数が大きく増えたことを受け、対策を指揮してきた疫学者が間違いを認めた。

スウェーデン、もっと対応必要だった−新型コロナ対策指揮した疫学者

  米ジョンズ・ホプキンス大学のまとめたデータによれば、世界の感染者数は640万人を突破。死者数は38万3000人を上回った。

  韓国で確認された新型コロナ感染者は現地時間4日午前0時(日本時間同)時点で計1万1629人となり、24時間で39人増加した。

  中国の3日の新規感染症例は1件で、国外からの流入症例だった。無症状感染症例は4件。

中国の新型コロナ感染症例、3日は1件増−無症状は新たに4件

  米ニューヨーク州のクオモ知事は過去24時間のCOVID19による州内の死者数が49人だったと発表した。死者数が50人を下回ったのは10週ぶり。州内で大規模なロックダウンが残る最後の地域となったニューヨーク市は、8日から経済活動が段階的に再開される。

  トランプ米大統領がCOVID19の治療薬として推奨した抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」は最新の大規模な臨床試験で、有効性は認められなかった。専門誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に臨床試験結果が発表された。

トランプ氏服用の抗マラリア薬、コロナ予防効果ないとの研究結果 

  世界保健機関(WHO)は3日、抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンをCOVID19患者に投与する国際試験を再開することを明らかにした。心疾患や死亡のリスクを高める可能性を指摘する研究結果を受け、試験は停止されていた。

WHO、抗マラリア薬のコロナ試験再開へ−疑問渦巻く中で判断

  ホワイトハウスは新型コロナワクチンの迅速な開発を目指す「オペレーション・ワープ・スピード(超高速作戦)」プログラムの一環として、製薬会社7社と連携している。事情に詳しい関係者2人によれば、7社のうち5社はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、メルク、ファイザー、モデルナ、オックスフォード大学と提携するアストラゼネカだという。

米、コロナワクチンで製薬7社と協力−ワープ・スピード作戦の一環

  新型コロナに感染した人の40−45%が無症状との調査結果が専門誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」に発表された。

  全米の感染者数は3日、1.2%増加し184万人に達した。増加率はこの1週間の平均と一致した。ジョンズ・ホプキンス大とブルームバーグ・ニュースの集計データで明らかになった。死者数は1%増の10万6696人。

  欧州連合(EU)は将来開発される新型コロナワクチンの確保を目指し、製薬会社と開発費用を分担する合意を模索している。ブルームバーグが入手した欧州委員会の内部文書で明らかになった。欧州は、世界的なワクチン確保競争で米国や中国の後じんを拝するとの懸念が高まっている。

  ドイツのメルケル連立政権は3日、新型コロナ感染危機からの経済回復を支援する1300億ユーロ(約16兆円)規模の景気刺激策で合意した。

メルケル連立政権、16兆円規模の景気刺激策で合意

(メキシコとスウェーデンの情報を追加して更新します)

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