(ブルームバーグ): ファッション大手、スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)が26日発表した3ー5月(第2四半期)決算は少なくとも10年ぶりの赤字となった。新型コロナウイルスの感染拡大で店舗閉鎖を余儀なくされたほか、消費も低迷した。

  同社は社債発行の準備を進めており、スウェーデン・クローナ以外の通貨でも借り入れるできるよう、追加でコマーシャルペーパー(CP)プログラムを立ち上げる。厳しい市場環境ではあるが、商機が生まれる可能性もあるとして、財政面での柔軟性を確保するという。

  H&Mは今年の出店計画を縮小し、現在は40店舗の純減を見込む。従来は35店の増加だった。今年4月半ば時点で80%閉鎖していた店舗は大半が営業を再開した。7%は今も閉鎖したままだ。

  3−5月期の税引き前損失は64億8000万クローナ(約742億円)と、アナリスト予想を上回る赤字となった。売上高は50%減だった。

  

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