(ブルームバーグ): 2020年米大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は、大統領になったら新型コロナウイルス感染拡大を防止するために公共の場でのマスク着用を「強く求める」と述べた。

  バイデン氏は米テレビ局CBS系列KDKAとの25日のインタビューで、大統領権限を使ってでも、米国民にマスク着用を求める努力をするだろうと語った。医療専門家はマスクが新型コロナウイルス感染症(COVID19)の拡大を遅らせる一助になっていると指摘している。

  バイデン氏の姿勢はトランプ大統領と対極的だ。トランプ氏は公共の場でのマスク着用を拒んでいる。支持者を集めた選挙集会では参加者の多くがマスクを着用せず、ソーシャルディスタンス(社会的距離の確保)も取っていなかった。

  大統領となった場合、公共の場でマスク着用を義務付けるため権限を使う可能性はあるかと問われたバイデン氏は、「トップの立場から、私は権限を行使するだろう」と答え、「公共の場でのマスク着用を義務付けるために可能なことはすべてやるだろう」と述べた。

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