(ブルームバーグ): 米アメリカン航空グループは、7月1日以降、全ての座席を販売対象にすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、同社はこれまでソーシャルディスタンス(社会的距離の確保)の観点から機内の乗客数に制限を設けてきたが、この措置を撤廃する。

  アメリカン航空の26日発表によれば、予約した便が混雑する場合、顧客は通知され、無償で予約を変更できる。6月30日以降、アメリカン航空は顧客に対し、過去14日間に新型コロナ感染症(COVID19)の症状が出ていないとの確認を求める。

  米国の一部地域で新型コロナの感染拡大が加速しているが、そうした中でアメリカン航空は乗客数の制限撤廃を決めた。感染拡大地域には、テキサス州やアリゾナ州、ノースカロライナ州といったアメリカン航空が幅広く事業を展開する州が含まれる。同社は4月に、可能な限り中間席の50%を空席とする措置を開始した。

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