(ブルームバーグ): 米チェサピーク・エナジーは28日、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きをテキサス州南部地区の連邦破産裁判所に申請したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大が招いた世界的なロックダウン(都市封鎖)によるエネルギー需要の急減を受けた企業破綻では最大級の規模となる。

  発表資料によると、同社は更生手続きを通じて負債を約70億ドル(約7500億円)削減することで合意し、9億2500万ドルの事業再生融資(DIPファイナンス)を確保した。

  チェサピークはシェール層からのガス採掘で成功を収めたが、同社や同業による活動が世界的な供給過剰と価格下落を招き、自らの成功の犠牲となった。新型コロナの感染が広がる数年前から、同社は積極的な事業拡大で抱え込んだ重い債務負担に苦しんでいた。

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