(ブルームバーグ): ソフトバンクグループは29日、TモバイルUS株の売却益が約6000億円になると発表した。4−6月期に計上する。

  発表によれば、利益は株式売却に関する利益と引き続き保有する株式の再評価益。一方、継続保有するTモバイル株の購入を巡るドイツテレコムとのオプション契約に関連し、デリバティブ損失を計上する見込み。現時点で金額は未定としている。

  全体の25%を保有していたTモバイルUS株は、保有分の3分の2を売却し、残りの株式は継続的に保有する方針だ。25日には、Tモバイルと合併した米スプリントが子会社でなくなったことに伴い、同じく4ー6月期に支配喪失利益約7500億円(税金費用考慮前)を計上する見込みになったと発表した。

  前期に巨額赤字を計上した同社は最大4兆5000億円の資産売却計画を進めており、調達資金は自社株買いや負債の償還などに充てる方針を示している。ソフトバンクGの株価は4月以降、およそ5割上昇している。

  また、国内無担保社債の買い入れを合計で2000億円を上限に実施する。買い入れ期間は30日から7月17日で、価格は第1・2回劣後社債が100.5円、第48・49・51・52回の各社債は100円。

(取引の詳細や資産売却の背景などについて追記します)

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