(ブルームバーグ): 29日の債券市場で新発10年物国債の358回債は、業者間売買を仲介する日本相互証券で一日を通して取引が成立しなかった。新発10年物としては2018年11月以来。日本銀行があすに公表する国債買い入れオペの月間予定を控えて、市場参加者が様子見姿勢を強めた。この日は取引が全般的に手控えられ、新発2年債や新発40年債は午後3時までそれぞれ出合いがなかった。

  SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、債券市場について、「来月から発行増額が予定されている中、日銀の国債買い入れ額が注目されており、様子見ムードが強かったとみられる」と指摘した。

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