(ブルームバーグ): ヘッジファンドは米国株に対する弱気ポジションの解消を急いでいる。

  米商品先物取引委員会(CFTC)の最新データによると、ヘッジファンドなど投機的な投資家は23日までの1週間に、S&P500種株価指数のEミニ先物を20万6227枚買い越した。これは2007年以来で最大。

  米株式相場が反発し過去最高に迫る中で、ショートポジションは差し引きで約10年ぶりの高水準に達していた。

  S&P500種は3月後半に付けた安値から6月前半までに40%余り上昇していた。

  新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかかる兆候がないことから先週は3%近い下落だったが、IHSマークイットのデータによれば、上場投資信託(ETF)「SPDR・S&P500ETF」の空売り比率は26日に4.9%と、5月末の6.7%から低下し、ショートカバーの動きを示していた。

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