(ブルームバーグ): 米連邦準備制度理事会(FRB)は29日、プライマリー・マーケット・コーポレート・クレジット・ファシリティー(PMCCF)の運用を開始したと発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けてFRBが打ち出した9つの緊急融資プログラム全てが利用可能になった。

  PMCCFは3月に発表されたプログラムで、FRBが発行体から社債などを直接購入する支援措置。発表当時、投資家がリスク回避の動きを強めたことから、企業の借り入れコストはあらゆる領域で上昇し始めていた。

  その後、FRBによる措置を一因に、企業のクレジットスプレッドは縮小。企業は信用コストの低下を追い風に、新規に多額の資金を調達できるようになってきている。

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