(ブルームバーグ): ドイツのイェルク・クキース財務次官は、オンライン決済会社ワイヤーカードの経営破綻で被ったダメージを修復するため、金融機関の規制・監督体制の抜本的な見直しを直ちに実行すると表明した。

  クキース財務次官は独紙ツァイトが主催したイベントで、「一体どこでどう間違ったのか、つぶさに検証する必要がある」と発言。連邦金融監督庁(BaFin)と米証券取引委員会(SEC)とを対比し、「BaFinには調査権がなく、ドイツではそれが欠けている。検察と同様の権限が必要だ」と語った。

  英紙フィナンシャル・タイムズは28日、金融監督体制の改革を通じて、企業の会計報告の調査を開始する権限がBaFinに与えられる見通しだと報じていた。

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