(ブルームバーグ): フォルクスワーゲン(VW)やトヨタ自動車など世界の大手自動車メーカーが参加するジュネーブ自動車ショーの主催財団は29日、同ショーを来年再開する計画を中止すると発表した。出展者の大半が不参加の可能性を表明したためだという。

  発表資料によると、財団はショーを開催しているコンベンションセンターのパレクスポにショーの権利を売却する。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催を中止。21年のショー再開を条件に、主催者は約1100万スイス・フラン(約12億4400万円)の政府支援を受けていた。

  財団は発表資料で、「自動車業界は現在、困難な局面にあり、出展者はパンデミック(世界的大流行)の打撃から回復する時間を必要としている」と指摘。さらに、来年3月時点で、60万人の訪問者と1万人のジャーナリストを呼び込むイベントの開催が可能な公衆衛生状況になることは「確実と言うには程遠い」と説明した。

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