(ブルームバーグ): ドイツのオンライン決済会社ワイヤーカードの北米部門ワイヤーカード・ノースアメリカは29日、身売りを目指していることを明らかにした。親会社の会計不祥事の影響を受けずに事業を継続しており、投資銀行1行が売却手続きの調整を担当していると説明した。

  北米部門のマネジングディレクター、セス・ブレナン氏は発表文で「ワイヤーカード・ノースアメリカは顧客やカード保有者にいかなる混乱も与えず業務を継続している」とした上で、「ワイヤーカード・ノースアメリカの堅固で独立したキャッシュフローと財務状態によって、われわれは完全に独立した形でビジネスを運営できる」と主張した。

  シティ・プリペイド・カード・サービシズを前身とするワイヤーカード・ノースアメリカは2016年にワイヤーカードに買収された。同部門によると、カード保有者と顧客資金は引き続き安全で、十分な資本金がある独立系の米国とカナダの提携銀行に保護されている。

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